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やまびこ幼稚園 子ども達の風景

いつも元気なやまびこ幼稚園の子ども達。子どもが自分から問題を解決していく姿や、
周りの友だちや先生達とのやりとりなどを写真を交えて紹介します。
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園長室だより 3月号 その1

一年間、やまびこ広場に目を通して頂き、

感謝申し上げます

 

今年度最後の広場では、各クラスの子ども

達の様子をお知らせしたいと思います。

とても長いお便りになりますが、目を通し

て頂けますと嬉しいです。

 

 そして、今回は河北新報の記事のご紹介

もしたいと思います。

この記事は、今年1月から週1回の割合で

掲載しているシリーズのものです。

河野哲也氏(立教大の教授)の【教室に哲学を】

というテーマの記事です。

 私は、シリーズ5まで目を通しました。

そして、この記事から感じました事は

、“やまびこ幼稚園の子ども達の生活その

のがここに表われている”と共感する事

がとても多かったのです。

幼稚園は学校教育とは違いますので

【設定された学習の場】で実践をすると

うやり方ではありません。

幼稚園は日常生活の全ての場が、河野氏が

お話されているようなやり方になっている

のではないかと感じました。

 

【考える場】【仲間と協調する場】

【挑戦したり、集中したり、最後まで諦め

ずに頑張る場】

【自分の考えを言葉でしっかり伝え、又、

仲間の声にもしっかりと耳を傾ける場】等

々。日常生活の全ての場が上の事を意識し

た生活の場になっております。

【園生活の場が哲学に】等と拡大解釈をし

てしまいました。

 以下に掲載しました記事からは、このよ

うな生活の場がいかに大切な事かを実感す

る事が出来ました。

 

 

 

          ★

 

        

先にあげたような生活の場が、大人がびっ

くりするような力を発揮していく事を感じ

ました。次からは、その子ども達の姿をお

知らせ致しますね。

 

年長児

 

みずきちゃんの一輪車の坂登り挑戦

(ゆり組)

 

1月。園の車道の坂道を“一輪車坂登り”の

挑戦の場としました。

車の往来するところですので、必ず大人が

付き添うのが条件です。

【片道37m(往復74m)の坂を往復す

ると1回の合格になり、その途中地面に足

が着くと、挑戦は0となり、再び1からの

やり直しをする】という遊びです。

 

 一輪車乗りが巧みになったみずきちゃん

は園にたくさんある坂道を登ったり下った

りして遊んでおりました。

そこで新しい刺激を!!と思い、とてもき

つく、長い坂登りの場を提供する事を伝え

ました。

実は、先輩の年長児もやっていた遊びであ

る事を伝えると、俄然やる気に!

 そして、やり始めた2日目。何と!!

“100往復をする!”と、とんでもなく高

い目標を掲げたのです。

そして、その日は1回目・2回目・3回目

と、地面に足を着いてしまい、全てやり直

し。そして、4回目。何と!!2時間半挑

み続け、100回の目標を達成したのです。

この日はトータルとして3時間30分。

坂登りをやり続けたみずきちゃんでした。

100回往復すると、7,400m(7、4km)

になります。

失敗した1〜3回目で41往復を走ってお

りますので、3,034mを加えますと、

この日はトータルで10,434m走り続

けました。

 実はみずきちゃんが黙々と挑む姿は、庭

で遊んでいる子ども達の視野にもしっかり

と入っており、時々声をかけてくれていま

した。

そして、100回目前の頃、クラスメイト

たちは挑戦場の側に集まり、大声援。

仲間達の支援の元、見事目標達成をしたの

でした。

達成後、子ども達は

「みずきちゃん、100回おめでとう!

握手して!」「みずきちゃんが頑張ってい

る時、涙が出そうだったよ。」等と、尊敬

の念を持ってみずきちゃんの努力を称えて

くれていました。

みずきちゃんは、「頑張っても頑張っても、

まだ100回には届かない…。」等と、ど

れだけ頑張れば良いのかの見通しも持てず、

ひたすら「疲れる…でも頑張る!!」と呪

文のように自らを励ましながらの挑戦でし

たので、この仲間からのエールはとても力

になったようです。

 終了してから私は、「幼児にこんなに頑

張らせていいのか?」と反省も。

それを担任が伝えましたところ

「えー、みずきがやりたいって言ったんだ

から、気にしなくて大丈夫なのにー!」と

逞しい返事が返ってきたのです。

そして、本人も終了後「疲れたと思ったけど、

皆が頑張れー頑張れーって応援してくれた

のが、力になった。」

と日記に記していました。

 

 みずきちゃん個人の努力の素晴らしさは

言うまでもないのですが、その力が発揮出

来るには、仲間達の力も大きかった、と。

共に育っている事を実感出来た場でもあり

ました。

 

 

カメの洋服作り (すみれ組)

 

 5月頃からスタートした幼稚園で飼って

いるカメのお世話。

これは年長児だけがやれる活動です。

何しろカメは生き物ですので、興味本位だ

けでお世話をする事は出来ません。

一年間責任を持った対応が出来る子どもだ

けがやれる活動です。

今年度自ら志願したのが9人。

脱落する子どもはおらず、カメが冬眠に入

るまで日々のお世話に専念した子ども達で

す。

その中のゆずちゃんの“カメへの思い”をお

知らせしたいと思います。

 

 1学期末、ゆずちゃんは担任へこんな事

を呟いていました。

「カメさんって可愛いんだー。カメさんに

お洋服を着せてあげたいから、作りたい!」

と。本当に豊かな発想ですね。

そして、カメに対しての愛着がとても強い

事を感じた担任でした。

そこから担任と2人で、目的達成のための

相談が始まりましたが、なかなか時間がと

れず手をつけるところまでいきませんでし

た。

でも幸いな事に、夏休みの預かり保育に参

加していたため、夏休み中担任と4日かけ

てカメの洋服作りが完成したのです。

 

 そこで担任は、ゆずちゃんの豊かな発想

をさらに発展出来るのではと考え、新たな

提案をしてみました。

担任:「ゆずちゃんと一緒に夏休みにカメ

    のお洋服作ったんだよね!!」

ゆず:「うん!!ぺっちゃん・ぷくちゃん・

    はーちゃん(3匹のカメの名前です)

    の分3つね!」

担任:「そうそう。ゆずちゃんが気持ちを

    込めていっぱい考えて作ったカメ

    の洋服、大切にしておきたいなっ

    て思うんだ。大切に保管しておく

    ためには、どうしたら良いかなぁ…。」

    と、尋ねてみました。

すると、

ゆず:「そのままにしておいたら、失くし

    ちゃうかもしれないし、くしゃく

    しゃになってしまうかもしれない…。」

と。

ゆずちゃんの気持ちの確認が出来ました。

そして、くしゃくしゃになってしまわない

方法として「紙に貼っておくのは?」と自

分の考えも伝えてくれました。

 

担任:「紙に貼っておく方法も良いね!私、

    ちょっと考えてみた事があるん

    けど、ゆずちゃんに私の考えも伝

    えてみて良い?」

ゆず:「何なにー?」と興味津々!

そこで、担任の考えも伝えてみる事に。

担任:「ゆずちゃん、お洋服屋さんに行っ

    た事ある?」

ゆず:「ママと行った事あるよ!かわいい

    お洋服買ってもらった事もある!」

担任:「お洋服屋さんって、たくさんのか

    わいいお洋服があるんだよね。お

    店に行くと、“この服は着てみると

    こういう風になりますよ”って買

    人が分かるように、お人形さんが

    着て飾っているの、見た事ある?」

ゆず:「ある!!大きい人形もあるし子ど

    もの人形もあるの、知ってる!」

担任:「見た事あるよね!あのお人形の事

    “マネキン”って言うんだ。ゆずちゃ

    んも実際にカメさんにお洋服を作

    る時、カメさんの大きさを定規

    測ってちょうど良い大きさの服を

    作ったよね。」

ゆず:「“マネキン”聞いた事あるー!うん。

    定規で甲羅の長さを測った。」

担任:「ゆずちゃんが作ったお洋服、ずっ

    とカメさんに着せられたら良いけ

    どさ…。」

ゆず:「それは危険だよね。かけら(洋服の)

    食べちゃったら危ない。」

担任:「うん。本物にはずっと着せるのは難

    しいけど、同じ大きさのマネキンを

    作ってそのマネキンに着せてあげら

    れたらなって考えたんだけど、マネ

    キン作ってみるのはどうかな?」

ゆず:「いいね!カメのお人形作って着せた

    い!!」

 

このような経緯があり、【マネキン作り】を

行ってみる事に。

ところが2学期は行事の活動が多く、なかな

かマネキン作りの活動を進められずにいまし

た。そして、3学期の1月。マネキン作りが

スタートしました。

大部ブランクがあったにも関わらず、ゆずち

ゃんのマネキン作りへの意識はさらに深まっ

ており、担任も感動していました。

「もっと早く作り始められたら良かったのに、

ごめんね…。」と伝えると、

「大丈夫!!どうやって作るか、ゆず考えて

た!!」と。

 

〜マネキン作り ゆずちゃんの考え〜

・甲羅は緑色で模様をつける

・顔と手足は肌色にしたい

・顔はニコニコして笑っているもの

 

素材は紙粘土を使用して作りました。

作りながら、ゆずちゃんは夏休み中に洋服

一緒に作っていた時の思いや実際に本物

のカメに着せた時の思い等を呟いていまし

た。

「ビニール袋を切るのが難しかったんだよ

ぁ。」

「でも完成した時は嬉しかったー!」

「麻依子先生と誠先生と一緒にドキドキし

ながら服を着せられたんだよね!」と、キ

ラキラした表情で呟く姿を見て、ゆずちゃ

んにとってやってみたかった事が実現出来

た時の嬉しさや試行錯誤を繰り返しながら、

頑張って挑戦した事の充実感、カメに着せ

られた時の感動…その思いの一つひとつが

長い長い年月を経ても、心の中にしっかり

残っていたのだと感じ、夏にゆずちゃんと

一緒に過ごした4日間が貴重な経験に繋が

っていたのだなと嬉しく思いました。

下の写真が完成品です。

 

 

ジャンボ滑り台の立ち滑り(ひまわり組)

 

もときくんは、11月からジャンボ滑り台

の立ち滑りを1000回まで記録をつけな

がら挑戦すると決め、1月27日にその目

標を達成しました。最後の1000回目は

クラスメイトが見守る中、達成しました。

約2ヶ月継続した結果ですが、すごい集中

力を発揮したと感じました。

 

 この遊びは寒い冬の遊びとしては少々き

ついものがありますが、幼児期の子どもは

やりたい!!と思った時が一番力を発揮し

ます。ですから、担任と副園長がそれぞれ

ずっと支え続けておりました。

その過程ではこんな事も。雨の日や雪の日

は滑り台が濡れているので危険性がありま

す。でもそこで諦める子どもではありませ

ん。安全な環境作りをしっかりと行い、や

りたい思いを満足させていました。

 幼児期の子どもは、目的意識(やりたい

思い)がありますと、作業的な事まで楽し

み始めます。

そしてその行為は決して無駄ではなく、新

たなエネルギーを生み出す源ともなってい

きます。これらの作業の楽しい努力は、こ

れから先に待っているさらなる苦労や努力

も乗り越える糧になっているようです。

ですから、より一層目的意識が強くなって

いくようです。

 下の写真は、もときくんが1000回目

の目的達成を果たした時のものです。

クラスメイトからたくさんの支援を受けて

の達成でした。

         

この達成は次の新たな目標を生みました。

それは、【こま回しの記録・1000回達

成したい】というものでした。

そして、それも見事2月14日に達成に至

りました。

 

 

そして、ひろとくんも同じ“ジャンボ滑り台

の立ち滑り”に挑戦しています。

 ひろとくんは、9月頃から“こま回し”を

記録をつけながらスタートし、時々思い出

してはやるといったやり方で楽しんでいま

した。

 そして、12月頃になりますと、ひまわ

り組で“ジャンボ滑り台の立ち滑り”が流行

り、そこにも興味を燃やして新たにやり始

めました。

 冬休みを経た1月。立ち滑りのやる気は

継続していました。

そしてちょうどその頃、9月にやり始めた

“記録をつけながらのこま回し”への意識も

深まり始め、“ジャンボ滑り台の立ち滑り”

と同時進行させながら、2つの事に意欲を

燃やし始めたのでした。

 記録は2つ共、1月上旬時点で300回

程ですが、もっともっとと自ら目標を上げ

て挑もうとしています。

2つの同時進行はどちらも中途半端になる

のではと心配もありましたが、むしろ同時

進行の方が相乗作用となり、一層やる気が

膨らんでいたひろとくんでした。

 

 

年中児

仲間から力をもらって!!(ちゅうりっぷ組)

 

 ゆずかちゃんは、“幼稚園は楽しい事がい

っぱいやれるから楽しい!!”と、園生活を

楽しんでいました。

 3学期に入り、1月のこま名人会を楽しみ

に、こま回しにも挑み始めました。

練習の成果が少し上がり、回せるようになっ

てきました。

ところが、なかなか回らなくなってしまっ

たのです。

何度やっても成功せず、悲しく辛く、そし

てイライラ感も…。

ゆずか:「愛実先生、どうして回らなくな

     ったの?」

担任:「どうしてだろうね…。一緒に考え

    てみよう。」

と、2人で相談していると、その様子を少

し離れたところで見ていたあきとくんがや

って来て、「人間は、やれば出来ると思う

と出来るんだよ。こま名人は人間だから、

やれば出来たんだよ。」とアドバイスをし

てくれました。

もちろんゆずかちゃんは沈んだ気持ちを立

ち直す事が出来ました。

「やれば出来る!」と口ずさみながら。

 

 

こま回しって楽しいな!!(たんぽぽ組)

 

 子ども達は、安藤こま名人のこま会をと

ても楽しみにしていました。

こま会の前からこま回し遊びが盛り上がり、

楽しむ姿がありました。

そしてこま会。

その影響力はとても大きく、こまの技に挑

戦したり、新しい技を考え創作こまをしよ

うという姿がたくさん見られ始めました。

こまの技がなかなか上手くいかない時には、

「こま名人だって失敗してたもんね。僕達

が出来ないのは当たり前。」と前向きなは

るきくんの姿がありました。

 他の子ども達も、こまバトルやこまの技

に挑戦していると、はやとくんもやり始め

ました。

実ははやとくんは、仲良しのようへいくん

がこま回し1000回を達成し、今は

2000回に向けてコツコツと頑張る姿に

憧れ、これまでも何度もこま回しに挑戦し

ていました。

でも上手く出来ずなかなか先へ進めず悔し

い思いを強くしていました。

そこで担任は、「先生やお友だちは応援は

出来るけど、頑張るのは、はやとくんだよ!

はやとくんなら大丈夫!応援するからね。」

と伝えました。

するとはやとくんは悔しさをパワーに変え、

何度も何度も挑む姿になっていました。

こまが逆さに回り出すと仲間達から

「はやと、きのこ回し(子ども達はこまが

逆さに回ることをこう呼んでいます)が出

来てるから、もうすぐだよ!」

「頑張れ!」と、見通しが持てるような声

援も。

長い時間頑張り、上手く回せるように!

すると、ぴょんぴょんとジャンプをして全

身で喜びを表現したはやとくんでした。

はやとくんも、クラスの仲間達とこまバト

ル等を楽しめる程にこま回しのレベルが上

がりました。

そして、自分のノートに記録をとるまでに

なりました。

 こま回しの仲間が増えてきて、嬉しくな

ったはるきくんからは、次のような言葉が

聞かれました。

「幼稚園って最高だなぁ。幼稚園って何で

こんなに楽しいんだろう。不思議だなぁ。」

と。

自分はもちろん、仲間の頑張り、又、仲間

と一緒に楽しめる事を心から喜んでいる言

葉だと感じました。

 

 

仲間って大切だね(さくら組)

 

今年の節分会では、アレルギーのお子さん

もおりますのでピーナッツの使用をやめま

した。

自分達で力豆を作成する事から行事を

スタートさせたさくら組です。これらの事

情を説明してから、

担任:「まく豆がないんだよね…。どうし

    よう?」

子ども達:「まく豆を買ってもらえる人だ

      け豆まきをするのはどう?」

担任:「それでいい?さっきもお話したけ

    ど豆を買えないのは、アレルギー

    のお友だちもいるからなんだ。」

子ども達:「アレルギーのお友だちは、職

      員室で待っていてもらう?」

     「でも、その子も仲間だよ。」

     「やっぱり仲間だから、一緒に

      やりたいよね!」

と、“仲間”というところに焦点を当て始め

た子ども達です。

赤裸々に自ら考えた意見を皆の前で発表し

ていきますと、仲間の意見にも耳を傾け始

めます。

互いに意見のやりとりをしていきますと、

これまで考えていた自らの意見を考え直す

子も出てきました。

そして、“仲間”は大切な存在である事に気

づき始めました。

すると、新しい案も生まれてきたのです。

 

子ども達:「新聞紙で作ろう!」

     「鬼にばれちゃうかも!新聞紙

      の豆ってすぐ分かっちゃう…。」

     「鬼が偽物って気付かないよう

      な豆にしよう!」

     「私、ずっと前から、鬼が来る日

      は咳が出るから休もうって決め

      ていたんだけど、(皆の話を聞

      いていたら)仲間だから、やっ

      ぱり豆まきやった方がいいって

      思った。」

等々。皆が困らずに力を出せ方法を考え始

めた子ども達でした。

子ども達からあがる色々な考えを赤裸々に伝

え合う機会を作る事の大切さを改めて感じま

した。そうする事で子ども達は仲間の考えに

素直に耳を傾け“大切な事は何か?”を考え始

めたのです。

仲間の意見を聞きながら自ら判断を行い、さ

らに学んでいく子ども達。

“仲間”という言葉は理解していました。

でも、その内容の理解となりますととても難

しいものがあります。

かし、仲間達の意見を互いに聞き合う事で

“仲間の意味”も実感していったと感じました。

 

 

年少児

 

えいとくんの“こころ まほう”の絵本のご紹介

(ぺんぎん組)

 

 えいとくんは今作で2冊目の絵本を創作し

ました。

今作は“こころ まほう”という、11ページ

に及ぶ哲学的な内容の絵本です。

 

昼食時、なかなか食事が進まない子どもがい

ました。

担任が色々食べ物について話しかけています

と、食欲が戻り完食になったのです。

「寿美先生が“魔法”をかけたみたいだね。」

と補助の田中先生。

「寿美先生は魔法使い!」「すごーい!」と

子ども達。

そしてえいとくんは、「寿美先生が魔法をか

けたんじゃなくて、皆の心に魔法がかかって

いるんだよ。」

さらに「皆の心には、頑張る魔法、諦めない

魔法、優しい魔法がかかっているよ。」と加

えていました。

 この発想には、とてもびっくりし、素敵な

心の思いでしたので、担任はクラスの皆に改

めてこのえいとくんの思いを紹介する事にし

ました。

 そして、「この素敵な心の魔法の力をたく

さんの人に知ってもらいたい!」という思い

をえいとくんに伝えた事で、今回の作品が完

成しました。

2作目という事で、お話のイメージも次々と

沸き上がり、文章もスラスラ浮かんでくる

ので、担任がメモして作品化する事が出来ま

した。

          ★ 

そして、2月に入り、あやかちゃんも絵本作

りに興味を示し12ページの大作を創作しま

した。

“お空の果物屋さんに虹が出来ました”という

出だしから始まる“くじらの絵本”です。

登場人物のくじらとヘビの楽しいお話で、し

っかりとストーリーになっております。

文章もきれいな文字でしっかり書かれていま

す。

          ★

幼児期の子どもの発想は、とても豊かなもの

がありますね。

それを形にしていく事も大切と感じました。

お話を創り出す事の楽しさを味わい、さらな

る想像力を育んでいました。

仲間にも影響を与えながら。

 

<えいと君の作品です>

 

<あやかちゃんの作品です>

 

節分会の行事より(ひよこ組)

 

 クラスでは節分会を迎えるにあたり、

“お腹の中に鬼がいる”という絵本等を活用し

ながら、当日までの計画を考えていきました。

担任:「皆の中にも自分の弱い心、弱い部分

    ってあるかな?私はね、起きなきゃ

    いけないのに、起きたくないーって

    もう1回寝ちゃうところかなぁ。」

子ども達:「私も9時に起きる時、9時15分

      まで寝ちゃうところ!」

     「お姉ちゃんとケンカする時、う

      るさい!って大きい声で言っちゃ

      うとこ!」

     「えいと(兄)とケンカする時叩い

      ちゃうところ!」

と、子ども達なりに考えた自分の

心の弱い部分をたくさん伝えてく

ました。

担任が「鬼と戦う事で、皆の弱い

を持っていってもらえるかもね。

頑張って戦う事で、強くなるかも

れないね。」と、話をしていく

と、子ども達は「怖がってちゃだ

めで、豆を投げなきゃいけないん

だね。」と、鬼と戦う事の意味を

解しながら当日を迎えました。

 

 いざ鬼が来ると、あまりの怖さに大号泣し、

パニックだった子ども達でしたが、鬼を退治

してから皆で話をしている時、あゆむくんが

「鬼が弱いところを持っていってくれたから、

大丈夫だよ。」と、友だちを励ましてくれて

いました。

そして、鬼を前にして泣きじゃくっていたち

はるちゃんも、降園時バスに乗る間際に

「今日、鬼怖かったけど、私頑張って豆投げ

たから、ママの事叩いちゃう弱いところ、持

っていってもらえて嬉しかった!」と話して

くれました。

ただ怖かった、だけではなく、子ども達の中

ではちゃんと“怖い思いをした意味”を理解し、

この怖い行事を乗り越えた事を感じました。

     

********************

 

〜つづきは園長室だより 3月号 その2へ〜

 

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