2013.04.08 Monday
子ども達のグループ活動 〜一輪車編〜
おかげさまで24年度も無事終了し、25年度のスタートを
迎えようとしています。
今回は、24年度の2学期後半から3学期に盛り上がった年長
児のグループ活動の様子をお伝えします。
毎年、運動会が終わる2学期の後半頃から、数人でスタート
した遊びが、いつの間にか人数が増えグループでの活動へと
発展していきます。
一輪車やこま回しや踊りなど、毎年共通する遊びもありますが、
新たな遊びを考えて取り組んでいる姿もたくさん見られました。
また、毎年共通する遊びを行っても、それに取り組んでいる子
ども達が変われば内容にも様々な過程や変化が見られ、我々大
人もその子ども達の姿に驚かされ、今年度も新に子ども達の持
つ能力の深さに気付かされました。
3学期の子ども達は、あれも、これも、やりたいことばかり。
時にはグループ活動を掛け持ちで進めていく子もおりました。
忙しくも毎日充実した日々だったようです。
時間が足りなくて、卒園まで間に合わず、こま回しや一輪車などを
卒園してからも家で継続し、達成した目標を披露しに来てくれた子
どもさんもいました。
グループ活動は、年長が中心になって行っておりましたが、年長児
の影響を受けて、年中、年少児にもチーム活動で発表を行う姿が見
られました。きっと25年度もいきいきと活動に取り組んでくれるこ
とでしょう。
本当にあっという間の3学期でした。
今回は、24年度のグループでの活動をいくつかご紹介します。
<一輪車発表会>
まずは、毎年恒例の一輪車の発表会。
前年度の年長児の姿から学んだ技術や取り組みの姿勢や方法など
を自分達なりに消化して引き継ぎ、前年度とはまた違った技や試
みなどにチャレンジしていました。
テーマは同じ一輪車でも、その内容は毎年変化があります。
一輪車発表会の案内状作り。
たくさんの人に見に来てもらいたいということで、その告知の方法も
いろいろと自分達で考え取り組んでいました。
一生懸命作った招待状を全クラスに届けました。
発表会当日は、会場の予約(園長先生にホールを使っていいか
聞きに行き、許可をもらう)から会場の設置・運営、案内や
プログラムの進行など全部自分達で行いました。
一輪車の“自転車乗り”。
遊びに来てくれた卒園生が2台の一輪車を一度に片付ける時に
使っていた方法を目にして、触発され、練習してマスターしま
した。
一輪車は、早い子は年少の時から触れ始め、じっくりと練習を
積み重ねてきました。もちろん、年長になってから取り組んだ
園児もたくさんいます。それぞれが自分の歩みを積み重ねて来
た結果、様々な技を習得できるようになりました。
意欲は飽きたらず、1つ技をマスターすると、さらに新しい技の
開発と練習に夢中になっていた子ども達です。
これは、9人で手をつなぎ同じスピードで前へ進む技。
スピードがバラバラだとすぐ連帯が崩れてしまうので、成功するまで
だいぶ練習を重ねました。
外の傾斜を利用して、坂道を手つなぎで下りてくる技もマスターしま
した。
これは、9人でのメリーゴーランド。
メリーゴーランドのスタートは、半分ずつ両側に分かれます。
双方が真ん中まで歩み寄ったところで合流します。
息を合わせて合体。
スピード・バランス・タイミングなどなど、あらゆる要素が
合わないと成功させるのが難しい技です。
最初は、2人でのメリーゴーランドの練習から、9人での技
にまで発展しました。
全員がつながったらグルグルまわります。
中心になる人は、ほとんどこがずに方向転換しながらバランスを
とります。両方に引っ張られながらも、ブレずに中心としての安
定を保っていないと軌道が保てないので、とても難しい役割です。
他の位置にいる人も、立ち位置でこぐスピードが変わってくるの
で、常に全体のバランスとスピードを感じ取りながら調節してこ
いでいます。
その技術も、誰に教えられたわけでもなく、練習を積み重ねてい
くうちに自分達で習得しました。
理屈ではなく、とにかく何度も何度も繰り返し取り組んでいくこ
とで難しい技も自分たちのものにしてしまいました。
ここでは、発表会のほんの一部しかご紹介出来ませんが、ここまで
くる過程には、本当にたくさんのエピソードがありました。
大雪の日は、そり遊びをする人が困らないように考えながら、雪か
きをし、練習場を整備しました。
全部お伝え出来ないのがとても残念ですが、年長のどのクラスの子
ども達も、様々な過程を踏みながら“発表会をしたい!”という目標
に向かって取り組んでいました。
こちらは、外で発表を行った一輪車チーム。
クラスによって発表形態も内容も異なります。
自分達のやりたいことを実行に移す年長児です。
2人メリーゴーランド。
手をつないでクルクル回る技です。
“一輪車列車”
最初はバラバラに単独でこいでいたのが、1人また1人とつながって
いきます。
何人もつながるまで、つながったままこいでいるのもとても
大変です。そして、そのスピードに追いつき、タイミング良
く列につながるのもとても難しいのですが、難しいことさえ
楽しんでやってしまう子ども達です。失敗しても何度も何度
も繰り返し取り組み、本番でも見事成功!!
一輪車の他にも様々なことに取り組んでいた子ども達です。
またグループ活動の続編をお届けしたいと思いますので、
お楽しみに〜。
迎えようとしています。
今回は、24年度の2学期後半から3学期に盛り上がった年長
児のグループ活動の様子をお伝えします。
毎年、運動会が終わる2学期の後半頃から、数人でスタート
した遊びが、いつの間にか人数が増えグループでの活動へと
発展していきます。
一輪車やこま回しや踊りなど、毎年共通する遊びもありますが、
新たな遊びを考えて取り組んでいる姿もたくさん見られました。
また、毎年共通する遊びを行っても、それに取り組んでいる子
ども達が変われば内容にも様々な過程や変化が見られ、我々大
人もその子ども達の姿に驚かされ、今年度も新に子ども達の持
つ能力の深さに気付かされました。
3学期の子ども達は、あれも、これも、やりたいことばかり。
時にはグループ活動を掛け持ちで進めていく子もおりました。
忙しくも毎日充実した日々だったようです。
時間が足りなくて、卒園まで間に合わず、こま回しや一輪車などを
卒園してからも家で継続し、達成した目標を披露しに来てくれた子
どもさんもいました。
グループ活動は、年長が中心になって行っておりましたが、年長児
の影響を受けて、年中、年少児にもチーム活動で発表を行う姿が見
られました。きっと25年度もいきいきと活動に取り組んでくれるこ
とでしょう。
本当にあっという間の3学期でした。
今回は、24年度のグループでの活動をいくつかご紹介します。
<一輪車発表会>
まずは、毎年恒例の一輪車の発表会。
前年度の年長児の姿から学んだ技術や取り組みの姿勢や方法など
を自分達なりに消化して引き継ぎ、前年度とはまた違った技や試
みなどにチャレンジしていました。
テーマは同じ一輪車でも、その内容は毎年変化があります。
一輪車発表会の案内状作り。
たくさんの人に見に来てもらいたいということで、その告知の方法も
いろいろと自分達で考え取り組んでいました。
一生懸命作った招待状を全クラスに届けました。
発表会当日は、会場の予約(園長先生にホールを使っていいか
聞きに行き、許可をもらう)から会場の設置・運営、案内や
プログラムの進行など全部自分達で行いました。
一輪車の“自転車乗り”。
遊びに来てくれた卒園生が2台の一輪車を一度に片付ける時に
使っていた方法を目にして、触発され、練習してマスターしま
した。
一輪車は、早い子は年少の時から触れ始め、じっくりと練習を
積み重ねてきました。もちろん、年長になってから取り組んだ
園児もたくさんいます。それぞれが自分の歩みを積み重ねて来
た結果、様々な技を習得できるようになりました。
意欲は飽きたらず、1つ技をマスターすると、さらに新しい技の
開発と練習に夢中になっていた子ども達です。
これは、9人で手をつなぎ同じスピードで前へ進む技。
スピードがバラバラだとすぐ連帯が崩れてしまうので、成功するまで
だいぶ練習を重ねました。
外の傾斜を利用して、坂道を手つなぎで下りてくる技もマスターしま
した。
これは、9人でのメリーゴーランド。
メリーゴーランドのスタートは、半分ずつ両側に分かれます。
双方が真ん中まで歩み寄ったところで合流します。
息を合わせて合体。
スピード・バランス・タイミングなどなど、あらゆる要素が
合わないと成功させるのが難しい技です。
最初は、2人でのメリーゴーランドの練習から、9人での技
にまで発展しました。
全員がつながったらグルグルまわります。
中心になる人は、ほとんどこがずに方向転換しながらバランスを
とります。両方に引っ張られながらも、ブレずに中心としての安
定を保っていないと軌道が保てないので、とても難しい役割です。
他の位置にいる人も、立ち位置でこぐスピードが変わってくるの
で、常に全体のバランスとスピードを感じ取りながら調節してこ
いでいます。
その技術も、誰に教えられたわけでもなく、練習を積み重ねてい
くうちに自分達で習得しました。
理屈ではなく、とにかく何度も何度も繰り返し取り組んでいくこ
とで難しい技も自分たちのものにしてしまいました。
ここでは、発表会のほんの一部しかご紹介出来ませんが、ここまで
くる過程には、本当にたくさんのエピソードがありました。
大雪の日は、そり遊びをする人が困らないように考えながら、雪か
きをし、練習場を整備しました。
全部お伝え出来ないのがとても残念ですが、年長のどのクラスの子
ども達も、様々な過程を踏みながら“発表会をしたい!”という目標
に向かって取り組んでいました。
こちらは、外で発表を行った一輪車チーム。
クラスによって発表形態も内容も異なります。
自分達のやりたいことを実行に移す年長児です。
2人メリーゴーランド。
手をつないでクルクル回る技です。
“一輪車列車”
最初はバラバラに単独でこいでいたのが、1人また1人とつながって
いきます。
何人もつながるまで、つながったままこいでいるのもとても
大変です。そして、そのスピードに追いつき、タイミング良
く列につながるのもとても難しいのですが、難しいことさえ
楽しんでやってしまう子ども達です。失敗しても何度も何度
も繰り返し取り組み、本番でも見事成功!!
一輪車の他にも様々なことに取り組んでいた子ども達です。
またグループ活動の続編をお届けしたいと思いますので、
お楽しみに〜。