3月15日(月)
令和2年度 第48回 卒園式
本日年長児77名が元気いっぱい巣立っていきました
ゆり・すみれ・ひまわりの順にクラス毎卒園証書を受け取り
ました
名前を呼ばれたら中央へ進み
園長よりひとりずつ証書を受け取りました
そして受け取った証書を感謝の気持ちを込めてお家の方へ
手渡しました
最後は年長児全員で『Believe』を歌いました
年長担任とタッチをして退場
元気いっぱい飛び立っていった子どもたちでした♪
おかげさまでこのコロナ禍にも関わらず、例年よりも規模を
縮小して行った行事もありましたが、子どもたちに経験させ
てあげたいと思った行事はほぼ全て行うことができました。
これは本当に保護者の方のご理解とご協力があったからです。
皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。
卒園式も欠席者なく全員が揃って行うことができました。
ここでほんの少しではありますが年長児の2学期、3学期の生
活を振り返ってみたいと思います。
運動会(10月)
今年度は新型コロナによる影響で4月5月が臨時休園となり、
6月からスタートしたので、例年より1週間早く夏休みが明け
ました。残暑が続く中、年長児は体も頭もフル回転させ、自分
たちの目指す運動会を実現させるために力と知恵を振り絞りま
した。
大人の方は参加人数を制限させていただいての運動会でした
が、おうちの方が見に来てくださり、子どもたちは今まで培
って来た力を思う存分発揮することができました。
応援ありがとうございました!!
年長お遊戯
踊りチームが振り付けを考え、みんなに伝授してくれました。
子どもたちで考えた振り付けなので、踊りを覚えるのも早か
ったです。先輩たちの姿は、年少、年中児の憧れです。
年長遠足 〜秋〜
今年は新型コロナで行先選びも神経を使いましたが、幼稚園
最後の1年ということで、年長のみ決行しました。
園バスに乗って10分くらいのところにある大きな公園へ年
長3クラスで遠足に行きました。
お天気にも恵まれ、広い芝生の上で鬼ごっこをしたり、森の中
でドングリなどの木の実を拾ったり、大自然の中でのびのびと
過ごしました。たくさん動いたからお腹すいたね…。
お弁当も青空の下でおいしくいただきました。
いもほり(10月)
春に植えた(といっても6月になってしまいましたが)さつま
いもの苗が元気にすくすく育ち、大収穫でした。
自分たちで育てて収穫したさつまいもを、焼き芋にしてみんな
でいただきました。焼きたての熱々で、甘くておいしい!!
たくさん収穫できたので、残ったお芋はクラスで調理していた
だきました。
お楽しみ会(12月)
今年は、合唱と劇は『アレクサンダとゼンマイねずみ』を演じ
ました。
皆役と真剣に向き合い表現していました。
年長陶芸作品作り(12月)
何日も前から何を作るか考え、本番前には粘土で試作品を作って
から本番に挑みました。
イメージ通りの作品は作れたかな?皆真剣に取り組んでいました。
クリスマス会(12月)
サンタが園にやってきた!
みんな本物のサンタかどうか興味深々。
プレゼントも受け取り、ニコニコの子どもたちでした。
餅つき会(1月)
今年も、もち米を研ぐところから子どもたちで行い、蒸かし立
てのもち米を試食し味わいました。
自分たちでついたお餅の味は格別で、PTA役員さんが作って下
さったお雑煮もおいしくて何度もお替りしていた子どもたちで
した。お手伝いくださった保護者の皆様ありがとうございまし
た。今年も、皆様のお力添えで無事餅つき会を行うことができ
ました。
節分会(2月)
鬼が2匹も来て怖かったけど、鬼に勝つための作戦を考え準備
していた子どもたちは、当日も果敢に立ち向かい、必死で豆を
投げ鬼と戦っていました。
自分の弱い心と向き合い、心の鬼を退治した子どもたちです。
大泣きした子どももたくさんいたけど、鬼が去った後は、清々
しい表情で、一皮むけて大きくなった子どもたちがいました。
年長児は豆まきは今年最後なので、来年は小学校にはもうこの
怖い鬼が来ないだろうと、胸をなでおろしていましたが…。
今年は夏は猛暑で水遊びを存分に楽しみ、冬は大雪で何度か
積もったので、起伏に富んだ坂だらけの園庭で雪遊びを満喫
した子どもたちでした。
そり遊びもたくさん楽しめたね♪
そして、行事以外にも遊びと並行して自分たちのやりたいこと
に挑戦していた子どもたちです。
これは、本物のカッターナイフを使っての鉛筆削り。
やりたい人が誰でもすぐにできるわけではありません。
年長のみの活動です。
本物のカッターを手にするまでには数々の試練を乗り越えて、
カッターを扱う準備ができないと鉛筆削りをするところまで
辿り着けません。
その試練の一つとして、カッターを入れる袋を自分で作ります。
針の穴に糸を通すところから自分で行います。
時には糸を通すのに何十分もかかることもあります。
集中力が切れて、次の日に持ち越すことも…。
イヤになって今日はこれで終わりにするという日が何日もあり
ますが、皆あきらめずにやり切ります。
あきらめずにやり切ると、力がつくことを子どもたちは今まで
の経験で学んできています。
集中力も意欲も天下一品の子どもたちです。
ジャンボ滑り台の立ち滑り。
初めは体がぐらぐらしたり、怖くてかがみながら滑ってくる
子どもたちですが、何十回も繰り返しやっていると体幹もバラ
ンス感覚も磨かれてきます。
慣れると安定して滑ってくる子どもたち。
最初はうまくいかなくても、楽しさがわかるまで何度も何度も
挑戦しているうちに、この笑顔で余裕の表情で滑ってくるよう
になります。
昨年度は、1000回記録を続けながらやり通した先輩も何人
かおりました。
今年もノートに記録をつけながら取り組んでいました。
100回は目標にしやすいのですが、1000回となると至難
技です。
一輪車
こちらは、年長児が何人一輪車に乗ったままつながれるか挑戦
していました。
練習して、練習して、自由に一輪車が乗りこなせるようになる
と、次々といろんな技に挑戦していく子どもたちです。
これは、二人が手をつないでトンネルをつくり、その間をくぐ
り抜けていく技。
本当に次から次へといろんなことを考えて楽しんでいた子ども
たちです。
この年長児の姿を目の当たりにしている年少、年中児も進級す
といろいろなことに挑戦し始めます。
一輪車の坂下り
一人で下るのも大変なのに、3人で手をつないで挑戦。
大成功でした!!
転ばず、手を放さず、無事下まで降りきりました。
幼稚園には何か所か坂がありますが、坂も立派な子どもの遊び
場、学びの場になっています。
令和2年度もここでは紹介しきれないほどの子どもたちの姿が
ありました。
小学校に行っても幼稚園で培ったものを土台にして、様々な経
験を積み重ねて活躍してくださいね!!
新型コロナという予想もしなかった感染症が広がり、世の中は
大変な一年間でしたが、そんな困難をものともせずに元気いっ
ぱい乗り切った子どもたちでした。
その陰には、もちろん保護者の方の温かいご支援がありました。
心より感謝申し上げます。
まだまだ終息が見えてこない状況ではありますが、子どもたち
が喜びに満ちた幸せな人生を送れるように願わずにはいられま
せん。
4月からの新生活が希望に満ちたものでありますように。